Unagi Club
27 February 2026
5 min read
Vol.12 大切なものを運ぶ小さな袋
これを読んでいる方なら、
Nala Designsが、これまで数えきれないほど日本からのインスピレーションを受けてものづくりをしてきたことは、きっとご存知だと思います。
今回の新作発表を聞いたときも、正直に思いました。
「……Ms.Lisette、またやってくれたな」と。 そんな新しい、そして日本から大きくインスパイアされたこの商品のエピソードをご紹介します。
LISETTE
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彼女が選ぶモチーフ、素材、形。そこにはいつも、理由があります。
なんとなく、ではない。“可愛いから”だけでもない。
背景ごと、文化ごと、想いごと、選んでいる。
今回新しく数量限定で発表されたのは、
日本の巾着(Kinchaku)に着想を得たバッグです。巾着は江戸時代、着物とともに使われていた小さな袋。帯に結び、暮らしの中に自然に溶け込む存在。
“持つ”というより、“添わせる”という感覚に近いものです。
Lisetteは、その巾着を本革とNalaのファブリックで再解釈しました。
中には、7〜8年もの間、倉庫で大切に保管されていた生地も。
「いつか、この生地にふさわしい形が見つかるまで」
そうして待たせていた素材が、ようやく居場所を見つけたのです。 <kinchaku pic2>
そして、このバッグにはもうひとつの仕掛けがあります。
すべての巾着の中に、
小さなミニ巾着と、ひとつのコイン。
昔、コインを贈ることは豊かさの始まりを意味していたそうです。
お金の流れを“スタートさせる”という、小さなおまじない。
形だけでなく、意味まで持たせる。それが、Lisetteらしいところ。
この巾着バッグは、日本へのリスペクトと、Nalaの美意識と、そして“贈る”という文化への想いが重なって生まれました。
小さな袋の中に、時間と物語と、ほんの少しの幸運を。
またひとつ、Lisetteと日本の物語が増えました。
これからもNala Designsと日本の素敵な関係を伝えていきます。
PS. このコラムももう12回!いつも読んでくださりありがとうございます。 こんなエピソード読んでみたい!ご意見募集中です。 ご意見 ご感想は、






