Unagi Club
29 January 2026
5 min read
Vol.9 答えは、いつだって現場にある
Nala Designsのパターンが生き生きとして見える理由。
それは Lisetteが“現場で感じた五感”を表現しているからかもしれません。
LISETTE
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次のコレクションでは、「水」をひとつの題材にしています。
水は、写真や資料だけでは捉えきれない、刻々と変わる形や、複雑に重なり合う色を持つ存在です。Nalaは、そうした一瞬の表情をとても大切にしています。
今回、新しいパターンの舞台となったのは、マレーシアの熱帯雨林にある The Sticks Waterfall。
筆を手に滝まで歩き、ジャングルの中で自然と向き合いながら、
シダの葉、蝶、竹、そして流れ続ける水を描いていったそうです。
スタジオではなく、その場で。
中国筆の技法を使い、自然と対話するように。動き続ける水や、思い通りにならない自然のバランス。Butterfly、Bamboo、Water。
どれも止まることのない存在です。
だからこそ、このパターンには、きっちり整えすぎない「揺らぎ」や「余白」が残されています。
それは、着る人のその日の気分や感情に、そっと寄り添うため。
Nalaの服が、特別な日だけでなく、何気ない日常にも自然になじむ存在であってほしい。
そんな想いが、このパターンには込められています。アイディアが生まれる瞬間は、いつだってリアルにある。この夏、マレーシアの自然へのラブレターともいえるこのパターンが、シャツをはじめとするアイテムとして登場します。
Unagi Clubのコラムでは、これからもNalaのものづくりの背景や、デザインに込められた小さな物語をお届けしていきます。




